由利先生は今日も上機嫌 由利先生シリーズ(1)
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由利先生は今日も上機嫌 由利先生シリーズ(1)

木下けい子

あの空き家は??

ネタバレ
2024年5月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ このお話は昭和20年代半ばってところでしょうか。
先生が出征していたのは話の中で分かりましたけど、まさか軍医だとは思わなかった。
まあでもこの当時の男性の外出で帽子を被る習慣はいいなあと思う。
特にスーツ姿の中折れ帽はダンディだし、挨拶するときに帽子を取って胸元に持つのもかっこいい。
それはともかく。
話は小説家と担当の若い編集者。
これ、両思いだからいいけどセクハラになりかねないなと。
枕しないと原稿渡さないなんて作家、けっこういたかもしれないなあと思ってしまいました。
そういう危なさはあるものの、時代の空気感みたいなものも上手くだしてあって、なかなか面白かったです。
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