このレビューはネタバレを含みます▼
一番怖いよな。
このコミックスには表題作の他2作が入っている。その内1つも宗教関係(笑)
決して宗教を否定している訳ではなく、大人のエゴと選択肢ガないようにされてしまった子どもへの虐 待、選べたけれどこれまでの余波(影響)の物語なのかな、と。
恐ろしいなと思った。よく性的虐 待を受けた人は大別して、3つに分かれると考えられる。痛みと苦痛を脱ぎ捨てられないが普通に恋愛し生活を送る人、性的なことに潔癖になり人との恋愛関係を断つ人、植付けられた快楽が病的に付き纏い色情に絡めとられる人。
天珠は3つ目、学人は連れ出した責任をとっているようにも…決してハピエンとは言えないんだけど、2人にとってはハピエンなんだろうな。
なかなかヘビーで人間の闇を描いているなぁ。