高円寺スラップスティック【単行本版(シーモア限定描き下ろし&電子限定描き下ろし付)】
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高円寺スラップスティック【単行本版(シーモア限定描き下ろし&電子限定描き下ろし付)】

茶渡ロメ男

読みやすくて面白い!

ネタバレ
2024年5月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 年上部下全身タトゥー攻め右京×年下雇用主たくさんピアス受け響。訳アリ同士の二人は、響が祖父から受け継いだ便利屋(元探偵事務所)のバディで、セフ◯。公私共にいつも一緒の右京と響は、セフ◯以上恋人未満と言ったところ。
1話から、便利屋の仕事と二人の微妙なセフ◯の関係が、良い塩梅で好発進でした。3件の依頼を解決しますが、1話目がBLならではで一番楽しく読みました。BL界隈ではよくある話、リアルだったらボコるくらいでは済ませられない案件ですけどね。上手く収まったし、響の依頼主を思うセリフが良かった。便利屋の仕事、3件とも面白かったんですが、5話からはラストに向けて、二人の話に。二人が現在に至った経緯も分かって、右京×響も前進していい感じで終わってます。面白かった、故に物足りない。便利屋の依頼案件は、話もキャラも爆走しててとっても楽しかったので、お仕事の方ももっと見たい!!これは続いてほしい、とってもお気に入りです。
実はピュアさを隠し持ってる元ヤン響も、自称響の傭兵?な右京も、どちらも好き。茶化して本音の所には踏み込ませないで、セフ◯という都合の良い言葉で、関係を誤魔化しているけれど。本当はもっと深く繋がってる右京と響。sexにも甘さが加わってきたところで終わりなんて。これからですよね。多分、右京は響で遊んでいるようで、実はもっともっと甘い展開を望んでいそう。続きを是非お願いします。
喧嘩もお強い二人、物腰柔らかそうな右京ですが、全身タトゥーに目がチカチカします…。慣れるまで
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