俺の生徒はかわいくない
」のレビュー

俺の生徒はかわいくない

外岡もったす

表題作も読み切りもすごく良かった!

ネタバレ
2024年5月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1、2(続)巻読んでのレビューです。最初の無料立読みの1話は脅しの感じだったので、脅しや無理矢理系がちょっと苦手な私はすぐに購入せずに割引き時に1巻から購入。脅しは最初だけで、その後は意外と甘いので脅しが苦手な方も読めると思います!
1巻読んだらすごく良くて2巻購入→良すぎてその勢いで→「裏切り者のラブソング」1巻→2巻(最高すぎて先に裏切り者の方からレビューしてしまった(笑))と立て続けに読ませて頂き、もったす先生のファンになりました🖤
大学生の天使(あまつか)(攻め)と大学准教授水谷センセ(受け)のお話し。
お話し全体に勢いやパワーを感じて、心地よいスピード感で最後まで楽しめました。
1話の無理矢理手を出してる時から、水谷センセに絆されて好きとムラムラしてる天使の表情カットがちょいちょい挟まれてて、無自覚の愛情が溢れ出てて良かった。悪い事を考えてる顔も年下感があったり、それと対比するように甘い表情がいっそう甘く感じて魅力的に感じました。水谷センセの気持ちの変化も丁寧に描かれていて、ノンケ同士、先生と生徒の立場、お互い尊敬しつつバディを越えて徐々に好きになっていく過程が良かった。その流れで水谷センセが思わずキスして、天使も最後までエチしてなかったけど最後までしたいってセンセにお願いしてのえちシーンはキュンキュンしました。
天使が大学院ではなく企業に就職する選択、別々の道からお互い高めていく大人感が2人にピッタリで良かった!
研究も2人夢中で楽しくやってるバディ感とラブもえちも楽しめる素敵な作品です😄
灰田教授も2巻から登場の桐島さんも、最初は嫌な感じが最終的には仲間になってて良い人達。灰田桐島のCPではないけどケンカップル感も面白くて、スピンオフ読みたいです。
1巻は表題作のみ。2巻は表題作と別に、デビュー読み切り「あいつとバディは組めません!」前編、後編が入っています。市役所で働く霊媒師バディのこのお話し、私好きです。主人公2人の顔がかっこ良く、お話しもすごく良かった。能力高い攻めがなぜここで働いているのか回収しきれていない部分もあるし、ラブもこれからって所で終わっているので、こちらの続きも読みたいです。
表題作も読み切りもどちらもすごく良くて素敵な作品でした❗
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