このレビューはネタバレを含みます▼
続編が出たので再読。
タイトルにもある通り食事をするシーンが多いですが、食事って献立よりも誰と一緒にとるかによって幸福度が違うよねってことがよく分かる作品。
豊穣コンビは共に辛い過去を抱えているけれど、それを三田織先生の優しいタッチと種の存在で丸ごと包み込んでくれるような暖かくて優しいお話です。
とにかく種の存在に癒されますが、登場回数少ないオトンのセリフが特に印象に残ってやられました。ようやく出会った愛する人を受け入れる前に失う怖さに躊躇ってしまい足がすくんでしまう豊。この逡巡する気持ちにオトンが放った想いを聞いて豊と一緒に泣いちゃったよ‥。
三田織先生の作画はコマの隅々まで細かくて可愛くてとても癒されます。これは評価が高いのも納得の作品。種の成長した姿もコスプレ種wももっともっと見たかったです。