神の世と人の世との繋がりの物語




読み始めは長いなぁと思っていましたが、話の作り込みや筋自体も、ずっとひとつの事柄を追って展開していくので、惹きつけられて面白かったです。(18巻あたりは自分的にヒートアップしました!)
1巻の1話を何度も読み始めた事はあったのですが、最初の頃の作画は綺麗だけれど線が細くて、輪郭がボンヤリしているようで読み進められずにいました。でも、2話目からはガラッと趣(オモムキ)が変わってきます。
このお話は、日本の民話や神話をごちゃ混ぜにしたような設定で、それに加えてまずは「七福神」。コチラは発祥はインドからなので外国の神様なのですが、「オオクニヌシ」や「アマテラスオオミカミ」「タケミカヅチ」、そして実在の菅原道真「天神さま」などが登場します。
何より主人公の「夜ト」神は、八百万の神の中の何か…(禍(マガ)ツ神から、後には福の神になろうとしますが)。
そんな神さまの対立だったり、人の世との在り方だったりを織り交ぜながら、夜トの父なるモノ(黄泉がえりしモノ)との隔絶の為の闘い・・・の物語と言えるでしょうか。
話の根底に流れるテーマは、色々な経緯がありながら増える仲間との関わりや絆が、新しい希望へと繋げてくれるのだと教えてくれる、前を向ける作品だと思います。
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