題材は好き、感覚が少し合わなかった





2024年5月25日
197ページ。
短篇11作、イラストつきエッセイ2つ、エッセイ漫画1つ。
この作者さん、ずっと気になってはいたもののなんとなく手が出ず、この度ようやく読みました。
読んでみて、なんとなく手が出なかったのは相性がずれているからだったんだな、と納得。
お説教っぽいとまではいかないものの、どことなく常に背後から作者さんの意識の圧を感じてしまう。私は、「当たり前のように隣にある不思議」が好きなのですが、この作者さんの世界は、不思議との境界線があるように思いました。
巻末作品の『今宵楽しや』はそういった感覚が少なく、これが一番好みでした。雪の降る日、酒屋のおじいさんの思いついた楽しいことのお話で、星4つ。
短篇11作、イラストつきエッセイ2つ、エッセイ漫画1つ。
この作者さん、ずっと気になってはいたもののなんとなく手が出ず、この度ようやく読みました。
読んでみて、なんとなく手が出なかったのは相性がずれているからだったんだな、と納得。
お説教っぽいとまではいかないものの、どことなく常に背後から作者さんの意識の圧を感じてしまう。私は、「当たり前のように隣にある不思議」が好きなのですが、この作者さんの世界は、不思議との境界線があるように思いました。
巻末作品の『今宵楽しや』はそういった感覚が少なく、これが一番好みでした。雪の降る日、酒屋のおじいさんの思いついた楽しいことのお話で、星4つ。

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shikimi さん
(女性/50代) 総レビュー数:439件
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salmon さん
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