お代は結構です【コミックス版】
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お代は結構です【コミックス版】

夏下冬

後半の展開にモヤってしまった

ネタバレ
2024年5月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 195ページ。
帯にもある冒頭シーンに、「髪に芋けんぴ」を思い出したので読んでみました。
ウリセンボーイと、その兼業バイト先のファミレスで出会った男。ボーイの仕事ではNo. 1でも、恋に浮かれてあたふたしている様子に可愛気があって良かったです。話の展開も、途中までは意外性もあって、面白く読みました。
主人公のお姉さんが登場したあたりから、意外性よりも場当たり感が強くなってしまって、スッと読むテンションが落ちてしまいました。展開に意外性をどんどん投入するよりも、どこか1ヶ所でもグイッとメンタル深掘りがあったら良かったな。個人の趣味的に。
あと、主人公、お仕事どうしたの……?
太夫が身請けされてハピエンっていうお話もそれはそれでアリなんですけど、BLではもっと意地張って男っぽくあってほしい。お相手が起業したというのなら、主人公にも昼の仕事の正社員目指してるとかの頑張りが見たかったな。
あと、店長がけっこう良い人でした。
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