恋は雨上がりのように
」のレビュー

恋は雨上がりのように

眉月じゅん

橘あきらー!!

2024年5月27日
17歳の高校生がファミレスの店長45歳バツイチ冴えないおっさんに恋するお話。今となっては問題になりそうな歳の差ですが、この店長、文学の端くれで言葉が胸に刺さるし、読んでいると何度も「あきらー!」と叫んでしまうような、甘酸っぱさもあります。若く眩しいあきらに店長も逃げようとしますがまっすぐな彼女に向き合う店長の誠実さがかっこいい。あきらの背中を押すような店長の言葉が素敵で最終巻の雪のシーンは何度見ても涙がでます。純粋な気持ちで最後まで読めました。
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