東京 ─四季─
」のレビュー

東京 ─四季─

ハル

それぞれの愛

ネタバレ
2024年5月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『4月の東京で』を先に読んでいて、内容がすごく好きだったのもあって購入。うん、期待を裏切らない作品でした‼︎
タイトルから想像して読み始めました。春のような穏やかな愛から冬の凍てつくような愛まで、どんな内容かなぁ、と。『4月の東京で』を読んでいなくても十分読み応えがあり、3組のCPのそれぞれの愛し方のお話が、大人っぽいイラストで展開されていき、あっという間の上下巻でした。とにかく最初のCPが学生なのに2人とも色っぽい、、、と、思いきや、次のCPは本物の大人でさらに色っぽいし、駆け引きではないけれど正面からぶつかっていけない受けの社会的地位のギャップがもどかしく、また攻めの大人の魅力ダダ漏れ感がすごくいいです。個人的には部屋の内装が好きで、あの部屋から見える夜の東京が都会的な雰囲気を作ってると思います。
この作品を読んだら是非『東京臨界点』を‼︎ お勧めしなくても読みたくなると思いますが、さらに面白さが増して一連の3部作がやっと完結できるのです。
はぁ〜、また素敵な作者さんに出会って感謝です。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!