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レビュー

今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 恋するインテリジェンス

    丹下道

    最高of最高‼︎
    ネタバレ
    2025年4月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙を裏切らない眉目秀麗なインテリジェンス達が繰り広げる恋と仕事がとにかく最高です‼︎しかも、このスペックの方々のコメディがなんと半分を占めていて、とにかく期待以上でした‼︎ほんとこの設定、笑えるしみんな個性豊かでそれぞれ魅力的だし、どんどんはまっていきました。室長と先森、柳のお話はシリアスでしたが、それもまた素敵なお話で、まだまだ他のエピソードも知りたいと思わせてくれるし、もう一回最初から読みたくなるしで、当分この世界から抜けられそうにありません。納得のレビュー数です。この作品に出会えてよかった〜‼︎
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  • VOID

    座裏屋蘭丸

    レビューを読まずぜひ!
    ネタバレ
    2025年4月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ まったく先入観なく読み始めてから、ヒューマノイドという設定やマキの態度が解せなくて、オリジナルでこんな設定が書ける先生に脱帽でした。すごい、こんな世界があるなんて、、、引き込まれて読み切った後すぐ、もう一度読み直しました。そしたらまた、マキの背景に感情移入して感動して、、、絵もすごく美しいし、ストーリーは独創的で引き込まれるし、最後の二人のベットシーンは濃厚だし、最高でした!2人のエチシーンでのマキの表情とセリフがとても落ち着いている感じがまた官能的です。ゆっくりとセリフを、あまり表情を変えずに言うところに、つい知ってる声優さんの声に被せたりしてしまって、ほんと色気がすごいです!
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  • バイ・マイ・サイド

    ナツメカズキ

    嫌われたら立ち直れないからこそ。
    ネタバレ
    2025年4月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ なんかもう、右山が10年も好きでたまらない左京と、ずっとそばにいたい為に距離を置こうとする姿にリアルを感じました!右山の気持ちに気づいた左京が、右往左往しながら、親友だからこそ距離を置こうとする右山の意思を汲もうとするけど、右山のこぼれ落ちる表情からだんだんと右山を意識して、他の男に嫉妬までしてしまって気持ちに気付くまでがいい!右山の表情がめちゃくちゃ可愛くてセクシーで、気付いてしまってからの左京がグッと右山に気持ち持っていかれるよね。10年間の付き合いが余計にそれを思い知らせる。最後、右山は物理的に距離を置いてまで、友達でいようとするけれど、それを左京も受け入れて、、それでいいのかー!って思ってたら、最後の最後、右山は頑張ってよかったね、と安心して終われました。
    それにしても、キスシーンのなんて色っぽいこと、、、表情も身体も、うわぁぁぁぁ!こりゃあ左京も嫉妬深くなりますわね!
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  • MODS

    ナツメカズキ

    すごく苦しい、けど救われました
    ネタバレ
    2025年4月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ もう、どうしてこんなシロばっか可哀想なの、って最初から苦しいんですけど、最後は虎に救われて本当によかったね、って思います。最後、虎がちゃんとシロを大事にしてくれているのも、まともな生活をさせてくれるのもありがたいエピソードでした。シロって時雨の事が好きだったって事なんですよね?本当どんだけいい男なんだ、時雨って!春と時雨の関係でも、春は時雨に救われてますよね。もう、死んじゃうなんて世の中無情すぎるー!時雨が幸せな世界線も見たかったです。とはいえ、そんな素敵な人を失った後、悲惨なシロを後々、虎が幸せにしてくれる今作、ぜひ春と時雨、時雨の義弟とのお話、night's〜と合わせて読まれたらと思います!
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  • NIGHTS BEFORE NIGHT

    ナツメカズキ

    大人の恋ですね、、、
    ネタバレ
    2025年4月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 前作Modsからのシリーズみたいですが、知らずにこちらから読みました。前作を知らなくても全然読み応えがあって、素敵な大人の恋でした。死んでしまった、愛しい人を挟んで始まる春と雪、どちらもそれぞれの苦しい気持ちを持ちつつ惹かれあっていく様子がよかったです。特に春の癒えない喪失感と忘れてはいけないという自責の中、雪に魅かれていることから目を逸らす気持ちが切なくて、この状況を若い雪が春を求める気持ちから、大人になって打破してくれたことは読んでいてうれしかった。あんなに拒否していた極道への道を春の幸せの為に決心するなんて、若い一途な気持ちってすごい、、、。時雨とシロ、春のエピソードがModsでよく理解できるので、どちらから読んでもいいし、補完しあってより登場人物の背景がわかるので、シリーズで読むのが絶対おすすめですね!
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  • I HATE

    ナツメカズキ

    よかったです〜!
    ネタバレ
    2025年4月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 短編ってあまり読まないのですが、2組の高校の同級生が同時期にカップルになって、両方とも受けが不安ながらも最後はキメる、という感じだけど、タイプの違う受けなので、違いがおもしろかったです。そして枕選んでるところでお互い会うとかね(笑)ちょっとしたリンクも、楽しく読めました。なんと言っても、攻めのキスする時の顎から首のラインがいいですね!つい、見惚れちゃいます!
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  • YOUNG GOOD BOYFRIEND

    ダヨオ

    はぁーもう、かわいすぎる!
    2025年2月18日
    ふたりとも!ほんとかわいいです!わるい人もケンカもなく、ただお互いを好きな気持ちがあふれてて、なんともしあわせな気持ちになるお話でした。先生の困った顔がまたかわいくて、そしてよく泣くところがかわいくて。こういうほんわかした日常を、ずっと読んで浸っていたいです。
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  • オールドファッションカップケーキ

    佐岸 左岸

    まるで小説のよう。
    2025年2月3日
    作品の世界に入りたいと思ってしまう、、、。丁寧な暮らしの中の日常のリアルが切なくて、途中ハラハラしましたが、2人と2人を取り巻く人たちの言葉が温かく、2人の会話も繰り返し読めば読むほど深くて、まるで小説を読んでいるようでした。他の作品と一線を画す作品ですね。大好きです。
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  • 寄越す犬、めくる夜

    のばらあいこ

    普通に憧れるということ。
    ネタバレ
    2025年1月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 初めてのばら先生の作品を読みました。とにかく独特の世界に引き込まれました。読む人を選ぶ作品だとは思いますが、BLで括れるお話ではない世界観です。菊池も須藤さんも。かわいそうさが突き抜けてて、3巻、4巻は辛いです、、、。でも、2人が新谷の優しさで救われていく様を追いかけて、ページを捲る手が止まりませんでした。新谷も酷い目に遭いますが、それでも須藤さんを突き放せず、須藤さんもやっと自分の気持ちに気がついたのに、気づくのが遅くてやるせないです。他の方も書いておられましたが、出来ることなら新谷に須藤さんを選んで欲しかった。ずっと苦しいお話でしたけど、最後、北海道で過ごす須藤さんが1人ではないことを知れてうれしかったし、怒涛の展開後に3人がそれぞれの穏やかな時間を得られてよかったです。新谷、2人を救ってくれてありがとう。『秋山くん』も好きだけど、私は断然こっちかな。
  • off you go

    一穂ミチ/青石ももこ

    大人の作品ですね
    ネタバレ
    2024年11月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。『イエスかノーか〜』から始まって、あまりにおもしろくて『雪よ林檎の〜』で、さらに一穂先生の本にはまって、逆行するように過去作を読んでいますが、この作品とこの後の『ペーパーバック』を含め、激推ししたい!本当にすごくおもしろいです。レビュー数が少ないのが不思議なくらい。なので拙いですが、本作が面白いことを記したくて書いています!本作は残酷な三角関係だと思うのですが、長い月日の中でそれぞれが納得のいくように終わらせることができてよかった。でも、手放しで喜べるかというとちょっとの重しがあるような気もします。十和子の視点ももう少し増やしてもらって、彼女の気持ちを掬って、それぞれの視点が同じ分量で三人の世界に浸かっていたい…それくらい、魅力的な作品でした。密が、良時と十和子がひとりなら、と言った言葉に彼の苦悩の日々がうかがえます。この台詞を読んだとき、泣けました。密にとって十和子は、自分の一部のようであり失くすことのできない大切な存在だと感じます。だからこそ、指輪を外してしまってもこのお話は救いがあり、愛してる、の言葉に説得力があります。人生の踊り場に来てしまったという密。でも、ここまで来たからこそ良時と十和子との三角関係を終わらせることができたんでしょうね。前作『is in you』で、冷めた密が一束に対して激しい感情を見せた時、彼の背景にとても興味を持って本作を読み始めました。良時が、やっと、密に気持ちを伝えられた時、密が人生の踊り場で良時を選べた時、とてもうれしい気持ちと共に、十和子を思うと寂寥感も込み上がってきて。こんな複雑な気持ちだけど、とてもいい作品だと思うのは、一穂先生の力量なんだろうな、とますますファンになりました。大人の何十年越しの恋のお話ですね。良時についてあまり触れませんでしたが、良時だからこそ、三角関係になった素敵な人なんですよね。十和子の兄としての立場で、決して自分の気持ちを認めることは出来なかったと思いますが、長い苦悩を十和子も分かっていて、この兄妹が一人なら、と密の台詞のように思わずにはいられませんでした。静かに、でも熱のある作品です。
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  • 林檎甘いか酸っぱいか[黄]

    一穂ミチ/竹美家らら

    ドンドン深くハマった作品
    ネタバレ
    2024年10月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 先生の他の作品が大好きで大好きでしたが、読後、個人的には一番好きになりました。なんと言ってもタイトルの引用から始まり、読めば読むほど一穂先生の本棚にあるさまざまな本が、絵本が、詩集が作品に彩りをつけていてそれがすごくうれしかった。もう読んだことあるそれらの書籍は再読したら、きっと本作のことを思い出し違う視点で読めるのだろうし、未読のものも、すぐ手元に集めて置くことになると思います。そして志緒ちゃんと桂先生のことを重ね合わせて読んじゃうんだろうーなー、と思うと得した気分になると思います。好みの作家の本を、一穂先生も読んでたんだ、と感動もしました。『雪よ林檎の〜』のドキドキする展開も、その後に続く青、赤、黄の2人の過ごす時間の経過で志緒ちゃんの桂先生への深くなる想いが、桂先生の志緒ちゃんへの傾倒ぶりが読後の満足感に繋がります。出逢ってからの2人の時間の経過を10年も見れるなんて、こんな幸せが待っていたなんて、ほんとこの作品に出逢えたことに感謝です。毎回先生の書く文章が好きだなぁ、っと噛み締めながら読んでいましたが、デビュー作からして完璧です!
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  • とめどなく、シュガー 【電子限定特典付き】

    児島かつら

    ほんとよかった、、、!
    ネタバレ
    2024年9月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ すごいよかった!すごいよかった!すごいよかったです!あとがき読んで2人がでこぼこを直しながら、、、っていうのが、まさにそうだったなぁ、ってもう一度読み返したくなりました。補い合うっていうのでもなくて、自分の思うように生きてきた敬太が理一に寄っていくのがよかった。待つ、って決めたから、毎日連絡するって決めたから、既読されなくても続けていたけど、遠距離恋愛で側に伊織くんみたいなイケメンがいたら不安でたまらなくて。でも理一だって好きで好きでたまらない敬太の連絡を既読にできないくらい家族にカミングアウトすることへの葛藤は、相当だったはず。最後、理一が敬太のアパートまで来てくれた時の敬太の涙は私も一緒に心が震えました。遠距離ながら、2人で理一のカミングアウトの問題を乗り越えたことで一層心の結びつきも強くなったんでしょうね。『five〜』から見てきた敬太が幸せになれて本当に、よかったです。
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  • ファイブコーナーズコーヒー 【電子限定特典付き】

    児島かつら

    切なさギュと詰め込まれた作品!
    2024年9月27日
    あー!すっごい良かったです!おっさんとか言ってるけど、気持ちは全然おっさんじゃないよね!もどかしいし、登場人物それぞれの気持ちが切なくて、ずっとキュンキュンしてました。自分の気持ちを素直に言えなかった敬太と雅人は、いつかいい人にで会えるといいね。って思ってたら、「とめどなく、シュガー」って、本作の敬太の話がありました!絶対買う。そちらも楽しみです♡
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  • ロマンス不全の僕たちは

    月村奎/苑生

    常にデレてる、ってこういう事
    ネタバレ
    2024年9月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作で晃大はひたすらえんちゃんの事が好きすぎて、いろいろ勘違いとかフェイク彼女を作ったりとか忙しいのですが、取り巻く人たちがみんな優しくてほっこりします。特に勤めていたサロンの店長、矢代さんがナイスアシスト過ぎて、矢代さんって本当は晃大のこと好きなんじゃ?と、思うほど。途中はそれが気になって、もっと矢代さんの背景が知りたかったですね。
    『雪の日の帰り道』では、えんちゃんなりのデレが分かり、これを読んだらもう一度表題作を読みたくなりました!2度目に読むと常にデレてる、ってこういう事か!って分かって、実はすごく晃大の事が好きだったのね〜、とニヤついてしまいました笑
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  • ナイトガーデン 完全版

    一穂ミチ/竹美家らら

    とげをつつむ人は。
    ネタバレ
    2024年9月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 前作『ふったら〜』の 整が惹かれた和章を、この作品では正しく認識できたように思います。前作では和章もかわいそうだけど、そこまで感情移入できずにいましたが、『メロウレイン』の中の短編「in The Garden」を読んで、和章の内面を知りたくて、ずっと読まずにいたこの作品を読み始めました。
    和章が、とげは刺さったままでも、新しい関係を新しく作っていけたことができて、やっと『ふったら〜』が完結した気がします。この作品で、和章も整との暮らしが、行き場のない絶望的な箱庭だと思っていたことを知り、どんなに苦しかったかと思うと涙が出ました。和章の人となりが、この作品でようやく分かり、不器用で純粋過ぎるゆえに、あんな形でしか整と暮らせなかったのだと思うと、整よりも辛かったのではないでしょうか。
    本当に、不器用で頑なな潔癖さを持つ和章に、整のような人はミューズであったんだろうと感じます。だからこそ、二人の想いが通じ合って欲しかったし、ずっと大切に囲い続けた整と幸せになって欲しかった。でも、事故が起こってしまって、黙って整の気持ちを受け止めることができる和章なら、むしろ整も惹かれなかったのだろうし、別の形の別離があったのでしょうね。
    和章のとげをつつむのが、柊のような子でよかったです。和章と同じように、純粋で心の綺麗な、でも放っておけなくなるような繊細な彼なら、たとえ和章が箱庭を作っても閉鎖されたままではない素敵な庭にしてくれると思います。
    ずっと仄暗い影をまとっていたような作品ですが、とげは刺さったままでも、包み込むような人に和章も柊も出逢えたことが、静かな中にも幸せな余韻に浸らせてもらえました。
    祖父や祖母、ひいらぎの葉の棘、その他さまざまなエピソードも味わい深く、どの断片を取っても前作に引けを取らない本当に素晴らしい作品だと思います。
    願わくば『メロウレイン』の整と一顕のような、和章と柊のその後も読みたいと思うくらい、和章はまたまだ魅力的な側面があると思いますね。
  • blanc #0 -Rings-【小冊子】

    中村明日美子

    この日のために
    2024年9月2日
    この日のために、どれだけ切ない日々を過ごしてきたんだろう。気持ちが通じ合って、でも、すぐに遠距離になって、卒業式の約束をずっと信じて想いあっていることの確かな証を、お互い渡し合うことの幸せが溢れてる。あたたかな陽だまりに、2人でずっと包まれているような素敵な作品です。何度読んでも胸がキュンとしてしまいます。
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  • メロウレイン ふったらどしゃぶり

    一穂ミチ/竹美家らら

    柔らかくて、やさしくて。
    2024年9月1日
    タイトル通りの作品でした。『ふったら〜』が好きすぎて、こちらを読むのがもったいなくてしばらく本棚であたためていました。幸せでよかった!それぞれの傷があり、互いがそれを知っていて、忘れたりはできないことを認めつつも、その上でいま、2人でいることの幸せを大切にしている。本当に大切にまもっている、というのが伝わります。心のひだを前作以上に甘くすくって見せてもらえて、先生の文章がますます好きになりました。大好きな作品です!
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  • イエスかノーか半分か 番外篇

    一穂ミチ/竹美家らら

    スピンオフなんてもったいない!
    2024年8月22日
    本編のCPがとても好きなので、スピンオフでどんな風に関わるのかな、っていうのを楽しみにしてたら!なんとまぁ、スピンオフとは思えない作品群でした!ほんと一穂先生、テレビの仕事してたんですか?って位、仕事の描写もしっかりと書いてらして、普段あまり気にせず見てたニュースやバラエティも見る目が変わりましたよー笑
    そしてそこで働くそれぞれのCPが、仕事に誇りを持ってる姿がまた良くて、特に大人な設楽と相馬の話が、他の作品と一線を画すビターな展開ですが、とてもいい!BLに収まりきらない小説読んでる感があり、好きな人はすごく好きなお話だと思います。
    そして本編で設楽Pに興味を持った方は、ぜひぜひ読んでいただきたい。このCPが離れていた期間の設楽の話も読んでみたい。先生、お願いします!
    本編に負けないくらい魅力的な2組のお話です。
    そして計と潮の魅力も一段と深まりますよ。
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  • イエスかノーか半分か

    一穂ミチ/竹美家らら

    3巻まで読んだら、もう沼です‼︎
    ネタバレ
    2024年8月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 他の方も書かれてましたが、ぜひ3巻まで読んでください!読むごとに、潮の愛が深くなるし、計の可愛さとスペックの高さが味わえます。1、2巻は計視点で、3巻で潮と計の視点で。潮視点で読みたいな、と思ったところで3巻ですよ!やった!って歓喜しました。ほんとこんなに文章がお上手な作品に稚拙なレビューで申し訳ないですが、3巻までを激推ししたくて思わず書いてしまってます(笑)仕事に対する姿勢とか業界のこととかも書かれていて、2人の絡みがなくても十分読ませてもらえるな、って思いますし、2人のシーンもそれはそれは甘くて♡挿絵も欲しいところで見せてくれて、これがまたドンピシャな絵で‼︎ラノベの醍醐味って想像しながらゆっくり言葉を味わえるところですが、文章で、挿絵で、3巻読んだら大満足ですよ!はじめから何度も読み返して、そして沼にハマって全11巻シリーズ買いに走ってしまいました!
  • ふったらどしゃぶり~When it rains, it pours~ 完全版

    一穂ミチ/竹美家らら

    触れずにはいられない
    ネタバレ
    2024年8月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 直木賞作家さんがBLを書いてらしたと知ってこの作品に出逢いました。結果、すごく大切な一冊になりました。読み応えがあります。わかりやすいテーマを据えつつ、同じ悩みを持つ者同士を心の拠り所にして、次第に惹かれ合うけれど、簡単に目の前に現れた人に寄りかかるのではなくて、ギリギリまで今の恋人・同居人に向き合い自分の足元だけは揺るがせたくない、なんとか関係を改善していきたい、という思いが伝わります。個人的には攻めの恋人の気持ちも分からなくもなくて、こういう存在をきちんと登場させたことも、リアルな現代社会を表しているような気がし、だからこそ深みのある作品だと感じました。最後ハッピーエンドに至るまでも時間を要し、それぞれが自分の中のけじめをつけ、相手を思えばこそ一歩引いて、でもやっぱり触れずにはいられなかった、という、なんとも嬉しい結末でした。攻めの荻原、ほんといい男です。
  • 憂鬱な朝

    日高ショーコ

    完璧な作品。
    2024年8月2日
    本当に傑作です。先生の他の作品は手にしても、今作にはなかなか手が出せませんでした。名作との呼び声高い作品を読むには、もし自分に合わなかったらどうしよう、とか考えてしまって。でも、無料になっていた1巻を読めば、試し読みの時の印象と違って、すごく楽しそうで、迷わず全巻買いました!笑 夜半から読み始めたら本当に止まらず一気に全巻読んでしまい、翌朝寝ずに仕事に行ってしまいました、、、作画もとにかく美しくて、どのページもコマ割りが秀逸。なにより物語の内容が深くて、徹夜明けの翌々日にはまた最初から読み返してしまうくらい、読み応えのある考えられた内容です。初巻から10年かかって完結した本作、いま一気に読める幸せを感じる反面、申し訳ないような気持ちです。だって、連載当時だったら、ものすごーく待ち続けたと思います。読後、あの時のあの言葉は、とかあの時の表情は、とか読み進めていけばいくほど最初から戻って確認したくなるような作品です。最後、二人が並んでいるラストは感動しました。先生、こんな文学的な作品で秀麗な2人を8巻まで私達に見せて下さって、本当にありがとうございました!本当はもっと見ていたいです!是非ともその後の2人をお待ちしております。
  • 神様なんか信じない僕らのエデン

    一ノ瀬ゆま

    絵も内容も最上級の一言。
    ネタバレ
    2024年7月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ もう、本当に言葉にできないくらい画力が素晴らしいです!心待ちにしていた期待を軽やかに飛び越えてくれました‼︎ 一ノ瀬先生の作品は絵の綺麗さ上手さもありますが、内容も奥があり巧みですよね。今回、受けの西央くん表情が美しくて眼福✨ あまりの美しさと、2人が安心して過ごせる攻めの識人くんの自宅設定でのヒートは幸せすぎて感無量、、、‼︎しばらく放心状態でした。識人くんのパパやママが識人くんを信頼することが大人になった彼の自信に繋がる、という気持ちで受け入れ難い状況を受け入れる、という設定にも感動しました。そうよね、親子ってこういう信頼関係が大切だよね、と思い、これってgiftシリーズにもあったなぁ、と思うと、やっぱり一ノ瀬先生の作品はいいなぁ、とますますファンになるのでした。登場人物の説明が3巻の巻末にあり、今後の展開でどのように絡むのかハラハラしますが、まだ高校生の2人が人類史上初のオメガバースで幸せになりますように、と祈らずにはいられないです。とにもかくにも、先生の作品は間違いなく絵も内容も最上級クラスです‼︎
  • blanc

    中村明日美子

    ネタバレ
    2024年6月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作品名『blanc』って、「白」って意味なんですね。
    表紙も本当に素敵で、あぁ、タイトルのイメージ、と思ったけど、作品にも利人の台詞で言っていたな、と思いあたり、そして最後の2人の衣装もそうで、今回の作品を貫くテーマなんですね。気づくの遅いですが、気付いてから読むとますます利人と光の、まだ何者にもなれず立ち止まっている状況が迫ってきました。
    ところどころで大切な2人の思い出、積み上げてきた時間を挟むシーンがあり、その時の熱量を感じながらの今の2人の想いを見る時、『同級生』『卒業生』は読んでおいた方がよく、本作品を読み終えたらかならず読みたくなると思います。
    利人が、こんなにも光のことを好きで、かけがえのない存在であることが、痛いほど伝わりました。これまで光のアクションの方が多かったように思っていましたが、利人のやつれ方は半端なく、何度も何度も一緒に泣いてしまいました。また、光の方も前向きな性格なのに、やはり現状に確固とした自信を持ちきれずにいるが故に、指輪を返すという行動になったのかと思うと(わたしの解釈ですが)いつの間にか、現実という壁が2人を離させたように感じました。これまでゆっくりと、丁寧に時間をかけて2人の恋を見てきた私としては、離れるなんてあり得ない、と信じつつも、3年という時間の中で遠距離の2人のありようにもまた納得しました。
    距離を置いた2人が、利人の母の入院をきっかけに電話やわずかな時間を共に過ごす時に、こんなにも好きがあふれて赤面するシーンのなんと初々しこと!こっちに心音が伝わりそうなくらいドキドキさせてて、ページをめくるのが惜しいくらい。あの、割といつも控えめな表情の利人が!こんなに動揺して、赤面して、もう可愛いったらありゃあしません!もちろん、光だって素敵です!利人が色っぽくて可愛いのは言わずもがなですが、光、学生の頃より格段にいい男になってますよね。もともとゆったりな、おおらかな彼ですが、光パパの登場後、あぁ、これは確実にパパのいい所もらってるな、そんなパパが好きな光は、そりゃぁ包容力あるよね。と納得させられました。2人のハッピーエンドを見つけるまでの苦しくて、甘酸っぱくて、でもそれだけではない大切なエピソードが詰まった本作は、名作と言われているこのシリーズを代表する作品だと思います。
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    中村明日美子

    あまーい‼︎
    ネタバレ
    2024年6月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ほんと甘い♡(昔そんなネタ言う芸人いましたよね、関係ないけど、、、)
    『同級生』からここまで、一気に読みました!
    こんな名作に出会えて、いまだからこそまとめて読めて幸せです‼︎
    他の方も書いておられましたが『囀る〜』に並ぶ名作だと思います‼︎
    高校生だった2人が、大人になるまでの期間、辛い時期を経て結婚し、恋を更に深めて辿り着いた先にこんな甘々な日々があるなんて、いや、疑ってはいなかったですが、ゆっくり、ていねいに描かれたシリーズの中でも一番幸福度が高いのではないでしょうか?もう、利人がどんどん可愛くなっていって、光がますます懐の深い男になっていって、そりぁもう悶えましたよ!ええ、もう、ほんっと胸熱がとまりませんでしたよ!
    これ本当に、出会えて良かった作品です。こんなしあわせな日々を見せてくれて、先生に感謝です。泣けてきちゃうよ〜!
    2人のエピソード以外にもハラセンが幸せそうなのも嬉しかったです♡
  • 東京 ─四季─

    ハル

    それぞれの愛
    ネタバレ
    2024年5月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 『4月の東京で』を先に読んでいて、内容がすごく好きだったのもあって購入。うん、期待を裏切らない作品でした‼︎
    タイトルから想像して読み始めました。春のような穏やかな愛から冬の凍てつくような愛まで、どんな内容かなぁ、と。『4月の東京で』を読んでいなくても十分読み応えがあり、3組のCPのそれぞれの愛し方のお話が、大人っぽいイラストで展開されていき、あっという間の上下巻でした。とにかく最初のCPが学生なのに2人とも色っぽい、、、と、思いきや、次のCPは本物の大人でさらに色っぽいし、駆け引きではないけれど正面からぶつかっていけない受けの社会的地位のギャップがもどかしく、また攻めの大人の魅力ダダ漏れ感がすごくいいです。個人的には部屋の内装が好きで、あの部屋から見える夜の東京が都会的な雰囲気を作ってると思います。
    この作品を読んだら是非『東京臨界点』を‼︎ お勧めしなくても読みたくなると思いますが、さらに面白さが増して一連の3部作がやっと完結できるのです。
    はぁ〜、また素敵な作者さんに出会って感謝です。
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  • 好きで、好きで

    安西リカ/木下けい子

    幸せも哀しみも表裏一体、を感じます
    ネタバレ
    2024年5月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 改札口での2人のシーン、何度読んでも泣けるんです。それが読みたくて、何度も読み返してしまうんです。
    穂木の告白から付き合い始めた大切な場所で、別れを決断した日にまた2人で同じ改札をくぐるまで、そしてその後の時間を、いったいどんな気持ちでそこにいるのか、静かな中にも胸が締め付けられる一瞬一瞬が心を揺さぶります。
    BLを読み始めてまだ浅いんですがこの本の穂木視点で読み進めていくうちに、ストレートの彼の幸せ=結婚して家庭を持ってかわいい子供の父親になること、をずっとずっと心の奥底に隠して葛藤するのが痛いくらい伝わり、志方よ、もっと言葉にしてやってくれ!と、悲しくなったりもします。
    しかし‼︎ 『桜散る頃』を読めば、若い志方はしっかり愛情を言葉にしているではないですか!もう、この頃からすでに溺愛してる!「お前がかわいそうだ」と、あの場面でもきっちり言えるなんて、あぁ、こういうところに惚れちゃうんだよね、と穂木と一緒に舞い上がってしまいましたよ〜!
    2巻まとめて読めば、分かりにくいながらもちゃんと愛情表現をしている志方の不器用さも愛しく感じ、最後はなんとも満ち足りた気分になりました。
    安西先生が初めての方も、絶対損はしない一冊になる事を保証しますよ!
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  • カンチガイラバー

    木下けい子

    いや、もう最高でした!
    ネタバレ
    2024年4月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 笑った笑った!作者さん買いです。最近木下先生のファンになったのですが、この作品の前に『17』を読んだので、ギャップがすごい!あちらは全編シリアス?で、笑えるところなんてなかったけど、本作はずっと笑ってました‼︎ 白鳥さん、可愛すぎでしょう!あんなデキる上司(白鳥さん)がゲイだと告白してきたら、部下(佐伯くん)としては気になると思うし、尊敬していたからこそ、その告白が気になって意識するのはあると思うので設定も自然です。ほのぼのとした作品で、時々まじめな顔になる白鳥さんと佐伯くんの顔もイケメンで、笑えてイケメン拝めて、今回も大満足でした。
    木下先生のリーマン、ほんとみんな素敵です♡
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  • 17

    木下けい子

    よかった、、、
    ネタバレ
    2024年4月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 本当によかった泣 こんなに苦しくて、最後の最後までハラハラするとは思いませんでした。最初、有岡くんの行動はビックリしたけど、三島先生はその時から、有岡くんの熱と行動力に心動かされていたんですよね。だから彼を責めきれずにいたんですよね。有岡くんの眩しいくらいの若さが羨ましくて、苦悩する顔も照れてる顔も可愛かった!三島先生は有岡くんの情熱に、だんだん自分のこれまでの津田への片想いに対し、何もしてこなかった弱虫だ、と自分のこれまでを振り返りつつ、若い有岡くんに津田を思い続ける自分に片想いしても辛いだけだから、と真面目なことを考えたりして拒絶する気持ちも、共感しました。冷たくしつつも、内心は有岡くんを少し羨ましく思っていたんですよね。そうやって、とうとう自分も津田は想いを打ち明ける勇気を持てた。でも、叶わないことも分かってて。その時すでに、自分を変えるきっかけになった有岡くんは三島先生の中では大きな存在になっていたんですね。自分から行動を起こすことがなかった先生が、卒業おめでとうを言うために有岡くんを追いかけて、そのまま?!と、ハラハラしましたが、プラネタリウムでまさかの再会!でも、有岡くんはまたしても自分を押し殺して先生と距離を置こうとし、、、もう、ハラハラが止まりませんでしたよ!どーなるの⁈先生、どうするのか⁈から、結末まで、ハラハラドキドキの連続でした!最後は安心して眠ることができました。
    私には2人の片想いの辛さが半端なくて、苦しくて、ドキドキの展開で、またまた木下ワールドにやられましたよ⭐️
  • log gift

    一ノ瀬ゆま

    ほっこり日常
    ネタバレ
    2024年4月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 本編が苦しかった分、ほっこりした日常の一コマが見れて癒されます。
    双子もかわいいし、個人的には初詣で?のゆたかが良かったな〜!2人ともかっこいいからイラスト見てるだけで嬉しかったですし、量が多いわけではないけれど幸せな2人の日常が見れて満足でした♩
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  • 今宵おまえと

    木下けい子

    タイトルが秀逸
    ネタバレ
    2024年4月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 木下先生の中でもこの作品のタイトルが好きで、『キスも知らない〜』シリーズのあと、すぐに買いました!リーマンの日常の中で特別な出来事があるわけでもないけれど、リクローの10年越しの想い人である親友のヤスが、あっさり後輩に泣き落とされて、、、という事件をきっかけに、リクローが動き出すわけですが、これがなかなかに難しい!ずっと叶わないと思って、せめて友達として好かれるために生きて来たリクロー。どんな行動も想いが溢れて上手く距離を縮めることができず焦り、落ち込み、投げやりになったり、と、ほんとうにかわいそうです。対してヤスにしても、特別に思う大切な『親友』であるリクローを突然、恋の対象に見ることなどできず、戸惑い、もしかしたら親友を失ってしまうことになる不安も分かります。親友だからこそ分かる互いの性格やこれまでの言動に対して、身動きができなくなってしまうこともあったりして、もどかしい!やっぱり10年来の親友が恋人同士になるって難しいものだと、つくづく感じてしまいます。でもね、最後はヤスががんばってくれるんですよね!
    私、最初、タイトルはリクロー視点かと思いましたが、ヤスの気持ちも表現してる、と感じました。『おまえと』、ってすごく距離が近い気がして、10年の月日があったからこその言葉じゃないですか?なにをするんだー!って、そんな下衆なことではなく、ただただ、何もかもがお前と一緒にいることが特別なんだ、というように聞こえて、幸せな気持ちになるタイトルです。本当にセンスある!と感じて、読めば読むほど幸せになる作品でした。
  • 美しい彼番外編集

    凪良ゆう/葛西リカコ

    二人のことが、さらに愛しくなりました
    2024年3月12日
    火良らしさ炸裂!日常の一コマがやはりキモい!
    もう、どうしてくれよう、火良。本編3作目まで読んでいたら、なんか段々すごいヤツ感が増してきていて、キモウザだけど、いずれ清居を凌ぐすごいヤツになっちゃうの?と、キモさが恋しくなっていましたが、この、番外編では
    しっかりキモウザを堪能できました!
    大きな事件があるわけではないけれど、思わず笑ってしまうような、平良の脳内再生言語が堪能できる一冊で、ホント、キモくてかわいい。
    日常の一コマを淡々と描き、でも却ってそれが火良くんをしっかり形作っていますので、この番外編を読んで、また本編を読むとより深く『美しい彼』の世界観に浸れるのではないかと思います。もちろん、清居の人となりも社長視点までを読めば、火良に負けず劣らず魅力的なことが分かりますね。振り回されてばかりな気がしていましたが、さすが火良のキング、一本筋の通った内面も美しい彼を知ることができ、もっともっと清居の活躍を見たいと思いました。
    あと、小山くん、火良のお母さん等、脇役陣も一癖?あり、本編では知り得なかった人となりが描かれていて、本編に深みをもたらしていると思います!
    あ〜、本編を読み返すのが楽しみ♡
    続編、早く読みたいです!!待っています!!
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  • たまゆらの日日

    波真田かもめ

    設定がいいですよね。
    ネタバレ
    2024年2月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 『スモークブルー…』で先生の作品の世界感に惹かれて、他作品を求めて購入。やはり、物書きの主人公ということもあり期待していましたが、当たりました!うん、この本も読んだ、これも読んだ…と、作中で語られる文芸作品や図鑑、絵本などが自分の好きなものと一致して、やっぱりかもめ先生好き!とあらためて実感。物語は読み切りということもあり早めに展開していくのかな?と思いましたが、これが予想外にいいゆるさで。血の繋がらない二人を、家族で過ごした家を舞台に設定したことで、思い出を振り返りながら物語を進め、ゆるさの中でも違和感なく二人が抱き合うことを納得させます。ほんと巧いなぁ、と思う。期待以上です。
  • スモークブルーの雨のち晴れ

    波真田かもめ

    絵本や本好きの人は是非。
    ネタバレ
    2024年2月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙の二人が素敵で購入。気怠く色気のある二人は作中でも十分堪能できますが、それ以上にインテリアと、出てくる本、言葉が、期待以上に物語に深みを与えています。正直ここまで期待していなかったのですが、子育てを終えた今の私には、絵本や文芸作の名前が出てきた時にBLというジャンルを超えて、この作品が大切な物語になりました
    ね!二人で過ごす久慈の実家の佇まいも部屋や庭の草木の匂いが伝わる感じが本当に文芸的で、その後も久慈のマンションの仄かなライトやチェアなども、あ~、これインテリア雑誌で見たことある!と、思うと堪らなくて…。
    そして後半で吾妻の、どうしようもなく寂しさを抱えてるが故の久慈に対するセリフ…言葉を生業にしている二人らしいやり取りや視線がなんとも素敵です。読み返すたびに、この時の表情はそういうことか!と、違う発見があったりして、しばらく愛読書になりそうです。
  • それでも、やさしい恋をする

    ヨネダコウ

    すべてがやさしい…
    2024年1月29日
    遅ればせながらヨネダコウ先生の作品に出逢って、度ハマり中です。『どうしても…』から先生の作品を知って、外川さんと嶋くんの切なくも大人の恋愛に涙しました。外川さん、肩の力が抜けてて、優しくて仕事できて、包容力あって、タバコ吸う姿もかっこよ〜!、と惚れたのですが、登場人物の中でキーマンの小野田さんにも魅せられていたので、こちらもすぐに購入しました。
    『どうしても…』のような苦しさはなくテンポが良くて読みやすかったです。でも、読みやすいからといって決して軽いわけではなく、序盤の出口さんがどんどん可愛くなっていって、片思いの切ない気持ちや不安な気持ち、嫉妬など、読者が共感するポイントが沢山あるからこそ感情移入しやすい物語だと思います。また、小野田さんはやっぱりいい人で、そのいい人加減にまた、出口さんが惚れて、独占したくなる気持ちが分かるいい男でした。
    読後、何度も読み返しては出口さんの可愛いさ、小野田さんのもどかしい気持ち、そして嶋くんと外川さんのその後を垣間見たり…と、楽しみが散りばめられた作品に、今後もヨネダ先生でこんな優しいお話を読みたいな、と思いました。
  • レンズ越しの恋心【電子限定描き下ろし漫画付き】

    いちい いち

    絵が好きーーーっ!
    2024年1月9日
    絵がすごく素敵で、読みたくてシーモア会員になって買いました!お互いの気持ちが交互に書かれていて、切なかったです。気持ちを伝えられないことだけでも辛いから、気持ちが通じ合ったあとのお話に幸福感を感じます。なんといっても、絵が素敵で、古淵も素敵ですけど、読み進めればやっぱり主人公の顔が可愛くて好き♡