浦沢アトムの髪型にちょっと微笑





2024年5月29日
「手塚治虫」作品を結構たくさん読んだ気でいた。けれど、初期の頃の『鉄腕アトム』や『リボンの騎士』などはチラ見した程度で、内容まで突っ込んで読んでいないことに気付かされた。
アトムを「浦沢直樹」で読む・・・どちらも大御所で大好きな作家さま。なるほど・・・こう料理されていたわけですか!紙本はずいぶん長い事押入れの奥にしまい込んでいたが、電書だとやはり手に取り易い。
アトムがどう進行するのかは知らない。だが、やはり浦沢ワールド。サスペンス仕込みで、謎を畳み掛けるように重ねていく。上手い!ドキドキしてページを捲る手が早くなる。
そして「悪」である筈の「プルートゥ」の姿、およそロボットが持つはずも無い「憎しみ」がその根底にあり、最終巻に向けて、やはり「手塚治虫」が顔を見せてくる。『憎しみからは何も生まれない』その思想こそ、『鉄腕アトム』の世界観なのではないかと思う。
(敬称略)
アトムを「浦沢直樹」で読む・・・どちらも大御所で大好きな作家さま。なるほど・・・こう料理されていたわけですか!紙本はずいぶん長い事押入れの奥にしまい込んでいたが、電書だとやはり手に取り易い。
アトムがどう進行するのかは知らない。だが、やはり浦沢ワールド。サスペンス仕込みで、謎を畳み掛けるように重ねていく。上手い!ドキドキしてページを捲る手が早くなる。
そして「悪」である筈の「プルートゥ」の姿、およそロボットが持つはずも無い「憎しみ」がその根底にあり、最終巻に向けて、やはり「手塚治虫」が顔を見せてくる。『憎しみからは何も生まれない』その思想こそ、『鉄腕アトム』の世界観なのではないかと思う。
(敬称略)

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shikimi さん
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