氷の城壁【タテヨミ】
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氷の城壁【タテヨミ】

阿賀沢紅茶

涙が出るほど共感できる心理描写

ネタバレ
2024年5月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何回泣かされたかわかりません。キャラクターの心理描写にわかるわかると頷いて共感できるような、過去にあった出来事、自分が起こした行動によって心に抱えてる傷や後悔を現在まで引きずって影響しちゃっているそういう気持ちを1つ1つ言語化されているのが凄い。個人的に、こゆんちゃんと五十嵐ふたりの過去に囚われているもの同士が相手と向き合うことで、自分の中で今も尚ずっと引っかかって苦しんでいた心が救われた場面の、“呪いが解ける音がした” という表現が大好きです。 自分自身にも、相手自身にも向き合うことが大切だなと思わされる、好きすぎて何回も見返す漫画です。
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