財閥オメガバース ~復讐のアルファ喘ぐオメガ~
」のレビュー

財閥オメガバース ~復讐のアルファ喘ぐオメガ~

宝井さき/水壬楓子

α至上主義の家庭に翻弄された2人

ネタバレ
2024年6月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「孕むアルファ擬態するオメガ」のスピンオフらしいのですが、スピン元は未読です。未読でも全然OKでした。財閥佐倉之の次男・真路の世話係となった冬冴だが、冬冴はある目的があって佐倉之に潜り込んでいた。その目的を果たすという決意と、真路への思いの中で揺れ動きながら物語は奥深くへ進んでいき、ダークな真相が明らかになっていきます。Ωあるあるとはいえ、真路が受ける仕打ちが酷いので、ヤリゴメにされる姿が苦手な方にはおすすめしません。父親も酷い。ただ最後はハッピーな展開が待っています。全302ページで読み応えありです。
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!