俺の有害な異世界
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俺の有害な異世界

新本浦子

αだけど攻め攻めしくない攻め

ネタバレ
2024年6月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ ネタバレしないで読んで正解でした!どっぷりとこの世界観に浸かれて面白かったです。でも、やっぱりこの作者さんちょっと説明不足な感じがちょっとするんだよね〜なんで、受けは攻めのこと運命の番だってわかったのか?とか、攻めはなんで気がつかなかったの?受けのΩ性低いから?などなど。よくあるテンプレのオメガバ当てはめて考えていいの?この作品独自の世界とかはないのかい?という質問が。どこにお便り書いたらいいですか?冒頭の無理やりえっちめちゃくちゃ萌えますね。性癖にクリティカルヒットしました。しかも、普段の攻めはこういう相手のこと無視したやり方しない人みたいで、それがまたドキッとしました。これ全部読み終わってからもう一回読むとすごく切ないよ。次の日?病院で再会した時には、攻めに気持ちを伝える気になってたんだろうからな。なのに、攻めはよくわかんないこと言うし、いなくなろうとしたりするし、受けは不安な時間が続きます。えちはしてるのに、それ以上の関係になれない期間長いです。この2人、受け受けしくないし、攻め攻めしくないんだよね。普段は受けはド受け!攻めはド攻め!!みたいなんがタイプなんですけど、この作品はなんか萌えがそれを凌駕しました!αじゃなかったら自分なんて、なんの価値もないと思ってそうなひょろっこい頼りなさそうな攻め、溺愛彼氏の素質ありで、もっとラブラブなその後も見たくなりました。あと、エチシーンの断面図だいすきオタクなので、この作品は大変素晴らしいものを拝ませて頂きました。ありがとうございます。筆がちょっと荒いところも含めて、激しい感じが良かったです!
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