君となら恋をしてみても
」のレビュー

君となら恋をしてみても

窪田マル

江ノ島で幸せであれと願う

ネタバレ
2024年6月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても暖かな読後感
何度も読み返しては細やかな心の機微や繊細な感情表現に揺さぶられます。

過去には辛い思いもしてきたけれど、現在の主役CPの周りには暖かい、フラットな人達しかいません。
色んなことを怖がる天くんを想いながら、
「お互いを好きなことで傷ついて良いわけないんだ」
と気付く場面は読んでいて光か射すような感覚でした。

2巻と3巻にそれぞれの目線からの
「あふれる」
と、題された回があります。
ここに2人の想いがあふれでてくる様子が丁寧に描かれていて大好きです。
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