絵柄のタッチに馴染めなかった

明るく友達も多い樋口とぼっちな八神とのやり取りや、親しくなっていく過程、孤高の存在のように扱われていた八神が樋口と仲良くなっていくうちに他の同級生たちとも話せるようになり、八神の魅力が評価されて嬉しい反面、独占欲を駆り立てられる樋口の戸惑いなど、高校生らしい青さは良かったと思う。

イケメンすぎて周囲から距離を置かれたり、話しかけた女の子に逃げられたり失神されたりしたことで自分は嫌われものだと思ってしまった八神の残念さは可愛いなと思ったけれど、主要な登場人物たちの見た目がほぼ同じだから髪型で見分けるしかなく、少年マンガっぽい絵柄に最後まで馴染めなかった。

表紙から受ける印象とかなり違うので、立読みで確認必須かもしれない。