春を抱いていた ALIVE
」のレビュー

春を抱いていた ALIVE

新田祐克

私のトラウマ製造作。でも作品は最高です

ネタバレ
2024年6月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中高時代に出会った作品。あの頃は今みたいにBL認知も少なくコソコソ読む様なジャンルでした。作品自体AV男優である2人の出会いから始まり、葛藤・プライド・救い。とても人間らしく、読者に媚びない(良い意味で)内容です。大好きで、ホントに好きでずっと追っかけてました。作品は誰の物かといった論争があり、私はずっとそりゃ作者様のだろう…って思ってました。だからラストがあの形になったのは仕方ないのだと思います。作者様も初めから決めていた・悩んだとありましたし。タイトルの意味も分かりますが、そっちか…と。ただ、悲しい。この苦しさがうん十年の積み重ねだからなのかは分かりませんが、トラウマです。半年位ふとした時の涙・手の震え。Xもやめて本も箱に閉じて未だ封印状態。ただ今日画像が流れて来て、今から読む人に一言言いたくなりました。『死ネタあり。ただ作品は最高です』コレにつきます。ほどほどの感情移入とラストには心にバリアを張って読むべし。それくらい心に刺さる作品でもあります。
afterwardを買ってはいるが、あれから未だに読めない人間からのアドバイスです。
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