千年紀末に吠える恋
」のレビュー

千年紀末に吠える恋

みよしあやと

続きだった…!!どうなるの??

ネタバレ
2024年6月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ そりゃそうだ。考えれば、ストーリー的に1巻完結は無いなぁ。完結してから読みたかったけど、なんだかファンタジーミステリーな様子に惹かれて、考えもなしに思わずポチッとしてしまいました。この後!!どうなるのか、ハラハラ続きが気になって仕方ない。1番の懸念、気になるのは、屍器となった雨流の事。愛していた天陽の目前、戦場で命を落としたはずの雨流が、屍器(ゾンビ?)の欠月となって、天陽の前に現れます。見た目は雨流、戦う太刀筋も雨流、でも記憶のない屍器としての欠月は心が違う。雨流とは違う。記憶を無くしてるだけ…と理解するには微妙に違うような雰囲気があって。別人格なのか、いずれ融合するのか、雨流に戻るのか??天陽も、雨流を求めるのか、「欠月」を受け入れるのか。複雑な三角関係の予感?もう、どう転ぶのか気になって仕方ない。だって、雨流は愛を告げて死んだけど、天陽は伝えていない。仲良しでも恋人未満だったんです。欠月が残ったら、雨流は? って言うか、死んだ人間×生きてる人間って、どう着地するの?常識的概念が混乱する〜。 何故、屍器が存在するのか、それは薄っすら分かっていて、そのはっきりとした答えもこれから。なんか、切なさも、怖さもあって、現状不安だらけ。天陽が決意をこめて背中に描いた入れ墨も辛い。でも、ハッピーエンドになってほしい。力技でも構わないので、出来れば雨流×天陽で。BL有りがちな、捕虜になったら◯◯プされるとか、当て馬的男があらわれるとか、そっち系の心配は無さそうで、そこは安心してます、今のところ。基本、純愛系。絵も綺麗で読みやすいです。エロは無いけれど、気持ちがしっかり盛り上がってきてて満足感あります。どうか、ヘタレな私でも安心の結末へ向かって
いいねしたユーザ9人
レビューをシェアしよう!