海が走るエンドロール
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海が走るエンドロール

たらちねジョン

6巻まで読みました!

ネタバレ
2024年6月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 旦那さんを亡くして、感傷的になっていたうみ子が、海との出会いで、今まででは考えられなかった「映画を撮る」という夢に向かって動き出す。若者に囲まれ、周りからの好奇の目も気になるし、60歳を超えて夢みたいな夢に向かって踏み出してしまった自分に戸惑い、言い訳をして本音から逃げ出してしまううみ子が、徐々に変わっていく様子、何か起こしてくれそうな展開にわくわくして読みました!途中まで引き込まれてすごく面白かったのですが、6巻まで読んで、うみ子が思ったより、その後思いきらないし、すぐ迷って海とか周りの人に元気にしてもらって、また同じ悩みに落ち込んで…と成長がない。そろそろ大きい展開が欲しいとこですね。できれば海くんとの恋愛感情以外で。2人の関係や気持ちを安易に恋愛で片付けてほしくないかな。あとは、映画を作りながらのうみ子の苦悩はよく描かれているけど、結局どんな映画になったのか、よくわからない。作った後の余韻も薄いかな〜。うみ子が悩む時間が長く、肝心の映画と作った後の余韻余韻は薄く、なんとなく私の読みたいテンポと合わないからなのか、ハマりきれない。そろそろうみ子の良さを生かして、うみ子の自分発信の自信で頑張ってほしい。年を取るのは悪いことじゃない。うみ子だからできるできることがある。そんな希望ある展開に勢いづいてほしいです。そろそろ。
作品的にも少しマンネリしてきましたが、あともう1巻は読んでみようかと思います。それで今後も読むか決めたいなぁというところです。
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