愛されたがりの処方箋【単行本版(電子限定描き下ろし付)】
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愛されたがりの処方箋【単行本版(電子限定描き下ろし付)】

内海ロング

奏介のギャップが嬉しいやら悲しいやら

ネタバレ
2024年7月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読んだ後じわじわと感動が続いてます。
誰も本気で好きになったことがないヒモ男とノンケに一途な不遇のゲイ。かと思いきやその後明かされる奏介の秘密にはビックリ。
自身もその事に苦しみながら日々違う男達に抱かれて、何を求めていたのかも分からなくなってしまってる。
そんな迷子の奏介に桔平を充てがうのが良い!初めて生まれた感情を素直に表現しながら、奏介の言葉を受け入れるのが簡単じゃないことも理解出来る。それが堪らなく辛い奏介の気持ちもまたよく分かる!!!この2人が共に居ることで癒されすれ違ってしまう過程に心が痛くなるし愛おしい。
人の心は目には見えないから信じることの難しさも力強さもひしひしと伝わるお話でした!でもその道程の先に見られた笑顔が最高でめちゃくちゃハッピー!!!
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