少年の境界
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少年の境界

akabeko

すごすぎて心震えました

ネタバレ
2024年7月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ ゆか、薫、大我の学生時代のお話しは、Ωのゆかが可哀想でした(涙)運命の番の大我は当時カスでしたから、ゆかを守るためにうなじを噛んで番になった薫だったけど、のちに薫の運命の番の倫がでてきて…倫は大我と一緒に暮らしていて…言うならば四角関係。え、え、これどうなるの?とめちゃくちゃ嫌なドキドキ感でした。薫は倫のためにゆかと番を解消するの?やっぱり運命の番同士は抗えないのか(T . T)本能か愛か…どちらを選ぶの?そしたらゆかと大我はどーなるの!とぐるぐる考えてしまいました。結局は、薫はゆかを選び、大我が倫と番になりました。がその後も試練が続きます…akabeko先生の絵が余計に胸を締め付けるんです!過剰摂取していた薬の副作用で倫の記憶が次第になくなっていき大我と私は泣きました(涙)倫の記憶は大我と出会う前まで消えてしまったけど、大我が大きな愛で包み込んでくれ最後には家族もできハッピーエンドで完結。ホッとしましたー。ほんと、Ωを劣性としてみる世の中はクソだなと思ったし、自分の性別を嘆くことのない世界がくることを願っています。いやぁすごいストーリーでした。先生に拍手♡
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