勇者の愛が重すぎる【単行本版】
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勇者の愛が重すぎる【単行本版】

円井ぴん

受けのビジュアルがえっちです!!!

ネタバレ
2024年7月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受けが好きで買った!!!このタイプの顔面男に弱い。もう、受けでも攻めでもだいすきで、マジ性癖にブッ刺さるんだけど、今作は彼が受けでした。極貧な生活してるのに、そこまで思考や生活態度がダークサイドに堕ちてないのは、もともとの魂のポテンシャルの高さに由来するものなのか、単純に性格的に丁寧な暮らしが好きなのかとか、もっと受けの細かい生活ルールとか、内面についても知りたかったかな。この作品、とても絵が綺麗なのに、あまりそういうところ描かれていなくて惜しいです。攻めはね、正直この顔の攻めは受けの方が好きなんだよね。こういう王子様系は受けにしたくなる顔だ。福社長なのに普段何してるのか不明すぎて草。一緒に暮らすこと親に反対されますが、そこは攻めの財力で新しい家勝手に買って引越しでもなんでもすればええんでないの?親なんて、分かり合えるもんやないで(スンッ)となり、受けの記憶が戻ってからの展開は微妙だったかな。攻めのことが好きな女も出てきて、なんかすぐ退場してエェ…みたいな。後半の展開これ書くくらいなら一冊丸々使って受けの記憶が戻るまでをやってくれた方がよかったかな。作者様の萌えは非常に理解できるので、そういうのをもっと書いて欲しかった。一応、攻めは歳下攻めになるんだから、あのちんちくりんがこんなにデッカくなって…みたいなのも、おまけでちまっとやるんじゃなくて、もっとそこが読みたいよーーー!と思った。没にした扉絵もすごい素敵だったから、魔王死すまでの回想ないの!?もったいな!って、色んなことがもったいない作品だったよ。
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