身代わりの落ちこぼれ生贄聖女は敵国王弟に溺愛される ~処刑の日はいつでしょう? え、なぜこんなに大事にされてるんでしょうか~
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身代わりの落ちこぼれ生贄聖女は敵国王弟に溺愛される ~処刑の日はいつでしょう? え、なぜこんなに大事にされてるんでしょうか~

三崎ちさ/牛野こも

スッキリはしない

ネタバレ
2024年7月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 実は聖女の力が凄すぎて、落ちこぼれと勘違いされていたヒロインと、戦後、落ちこぼれのヒロインを嫁に貰った敵国のヒーローのお話。
大筋はこのジャンルとしては鉄板で、面白くなる筈だったんだけど、とにかくこのヒロインが(虐げられて育ったので仕方ないのかも知れないけど)自己評価が低くてイラッとしました。
ヒロインをこき使って、売り飛ばすようにして嫁に出した父親と妹には制裁もなく。
台詞が小説のものではなく、「どちゃどちゃイケメン」とか漫画でも見ないような表現があちこちにあり、「……」をやたらと多用しているのも気になりました。
せめて、悪役は成敗して欲しかったかなぁ。
ヒーローは真面目で格好良かったと思います。
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