ブラック社員の転生先はDom/Subユニバースの世界でした《コミック版》
」のレビュー

ブラック社員の転生先はDom/Subユニバースの世界でした《コミック版》

篁ふみ/栗城偲

タイトルまま、ダイナミクス&ホワイトへ

ネタバレ
2024年7月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 営業部のトップエリート・梁川(Dom)×突然ダイナミクスのある世界に飛ばされた瀬上(Sub)。ブラックな環境で身も心も疲弊しきっていた瀬上は、過重労働で昏倒。気が付いたら病院で、そこには日本にいないはずのエリートな同僚・梁川がいた。これまでとは微妙に違う、しかもダイナミクスという知らない常識のある異世界のような現実に戸惑いながら、以前とは違う関係性を築いていく。気付いたらオメガバースというのは見たことがあったけど、Dom/Subバージョンは初めて見ました。同名小説のコミカライズ版だそうですがそちらは未読。超ブラック企業がホワイトになっていたり、同じことが起こるけど結果は違っていたりする中で、自身もまた前とは違う気持ちで仕事にも梁川にも向き合う姿が丁寧に描かれていて面白かった。だからこそラストが駆け足で、いろいろ中途半端なまま終わってるのがもったいないな。描き下ろしが本編に入っていたらもうちょっと締まった気がする。とはいえ先が気になってぐいぐい読めたし、設定もキャラも好きだったので星5つ。これ続編欲しいなー。あと向こうの瀬上もちらっとでいいから見たい!
いいねしたユーザ10人
レビューをシェアしよう!