期待値が高すぎた自覚はあります

ネタバレ

2024年7月8日

このレビューはネタバレを含みます▼ 256ページ。
次期魔王と魂を入れ替えられてしまった弁護士の、魔界での奮闘記。真面目な魔族であるベリアルが良かったです。真面目であるということが魔界でどう扱われるかという描写が面白かった。
設定盛り盛りなのは楽しかったのですが、今作は消化しきれなかった感が。以前のオメガバースの作品がものすごくまとまりが良かったために期待値が高くなりすぎたというのもあるとは思いますが、入れ替わった次期魔王本人の描写が少なすぎて物足りなかったです。主人公の弁護士としての人生の描写もほぼ無く、元の世界に戻りたい気持ちに切実さを感じられなかった……ので、ラストの感動加減がもうひとつ。
カバー下のこぼれ話も……これ、本編に入れてほしかった。ベリアルと次期魔王本人とその使い魔との複雑さある人間関係の方を、エロシーンを削ってでも入れてほしかったです。個人の趣味ではありますが。

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lucky さん

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午後茶猫さん

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shikimi さん

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