二重螺旋
」のレビュー

二重螺旋

吉原理恵子/円陣闇丸

相思喪曖 業火顕乱 悋気応変 四露死苦系😊

ネタバレ
2024年7月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ コミック3巻読了後、続きが気になって原作を3巻から購入。コミックスで感じたハラハラは、10巻で一旦落ちついたかな?と思いました。

もっと詳しいepや雅紀の高校時代が知りたいと思いましたが、漫画の描写だけでも母とのシーンはもう無理で原作1、2巻でまた…と思うと読む勇気が😩

どれくらい母のままで、また女の顔で母親が息子を抱いていたのかを読み手は知らないと、雅紀が尚人だけにしか欲情しない…と言う理由が分からないなと思うのですが…しかし😌

尚人は苦しい辛いという心情を誰にも言いません。
千里の妹に詰められた時にだけ、どんな思いで父のいない生活をしていたのかと感情を見せていましたが…(それ以外はないような)→再読したら裕太が良い感じで尚の心理的ケアをしているなと…あぁ、成長😩

11巻、読んで驚いたこと。ずっと受け身だった尚人が兄を誘っているッ😩 その気持ちの変化に孵化✨と。

背筋がスッと伸びた清涼感、尚人の美しさ。それは兄によって歪まされ、それを見せまいと、普通でいようと思う所から生まれたのかなと思ったら苦しいのですが…それがあるから今の彼は幸せでもあって😩

もしかしたら、一番歪んでいるのは尚人かもしれず…だから静かな美しさが彼にはあるのかなと。

作品の副題や雅紀のなーお呼びに、何か時代を感じツボりました😩

12巻読了。あのドロドロ劇は何だったんだ?というくらい癒された。雅兄、ハラハラしっぱなし。尚は自覚がなさすぎなのか小悪魔なのか…そろそろ兄を手の平で転がしていてツボりました(無自覚)

15巻読了。尚人が輝き出した✨ だからか2人の始まり、兄が尚人に自身を受け入れられないのなら末っ子裕太にする…と言ったあれは何?と。原作(小説)1、2巻を読まんと分からん!😩となりました(コミックスの方では描かれていない…)読みます。

2週間前の私に言いたい。1、2巻をちゃんと読んでから3巻ですよと。漫画〜小説3巻から読むのと、漫画〜小説1巻からでは、雅兄、尚、裕太…それぞれの言葉 セリフの解釈が変わりますよ、と。…恐れていた母親とのシーンも全然鮮明じゃなく、むしろあれは雅紀にとってどうにもできない母による性的虐○だったんだと。これが知れて良かった。

スピンオフ「情愛の〜」は小説4巻にも収録されています。
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