大正小夜曲 官能小説家と純真乙女
」のレビュー

大正小夜曲 官能小説家と純真乙女

米田ひな

大正時代の溺愛ラブ

ネタバレ
2024年7月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み放題で読了。弟を探しに下宿屋に行くと、そこには知らない男が。男の世話をする代わりに、弟を探してもらうことになりーー。
先の展開は予想がつきますが、絵がキレイなのと、大正時代という時代背景が好きで面白く読めました。男が偉ぶりがちな時代ですが、慎ましい妻・チカコを夫・泰臣が溺愛。これが胸キュンでした。
探していた弟にまつわる短編もあり。ただ最後、ダンスパーティーに出席するお話で、泰臣がチカコにおもちゃを仕込んでしまうのだけは非現実的で興醒めしちゃったな……それまでは良かったのに残念。
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