このレビューはネタバレを含みます▼
レビューの評価が高かったのでもの凄〜く期待して読んだんですが…進まない進まない…。エラリィ、アガサって呼び方…笑。って感じで入り込めないし登場人物(男性メンバー)の個性が弱すぎて誰が誰だか混乱して読みにくい!設定は『そして誰もいなくなった』まんまだし。作中に「これじゃ『そして誰も…』みたいじゃないかぁ〜」的なセリフ入れとけばこれだけ設定が同じでもアリなんですかね?なんだかモヤモヤして読み終えるまでにひと月近くかかりました。レビューを低評価した作品は他にもありますがこんなに進まない作品は初めてでした。そもそもの発端となった出来事もあまりに薄味で陳腐なので「飲酒云々ではなく秘められた何かあったのでは!?」と考察しながら読み続けたらそのまんま!そんなん自身の飲酒の適量を把握してない本人のせいでは…?そこまで悪質とは思えないのに○される程に恨まれる訳?と「???」たった一行でひっくり返る!と言う触れ込みでしたがネタバレした時も「ふ〜ん、そりゃあなた忙しくてお疲れだったね」しか思わず。そもそも十角に何の意味があったの?館だのカップだの妙に思わせぶりだからここに何かあるのか!?と思ったら別にそれほど大した事でもないし…。部屋割りの見取り図、特にいらないし。ベースを名作から頂戴してアレンジだけをしてみました!みたいな作品でした。館シリーズあるそうですが最高傑作がこれなら他はもう絶対読みません…。