お兄ちゃんだって甘えたいわけで。
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お兄ちゃんだって甘えたいわけで。

吹浦ハギ/餡玉

合法ショタの兄が可愛すぎて仕方ない

ネタバレ
2024年7月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 兄だからといって小さいうちから甘えることが出来なかった兄・哉太と、弟の敬太のお話。

1巻は弟カフェ編。
これが最高に可愛いんです。これが読みたいがためにこの本買いました(笑)
弟カフェでのアルバイトは1巻で終わってしまいますが、正直もう少し弟カフェ描写が欲しかったです。
なんかめっちゃ癖になります(笑)
原作小説ではもっとガッツリ色んなお客さんとの描写があったので、コミカライズでは仕方ないとはいえ、もっと伊織(哉太の源氏名)の可愛い姿が見たかったなぁ。
この作品の一番の醍醐味だったと思うのですが。

あと、常連の水原先生がページの都合なのか、原作よりも圧倒的に自分勝手に描かれていたのも残念。
感情的になってしまったシーンばかり強調されてしまい、ちょっと可哀想。
小説版を読んでいたため私はそうでもなかったのですが、コミカライズ版のみ読んだ場合、先生の印象はかなり良くないのでは?

2巻は弟水泳部編。

ページは1巻よりもかなり多いはずなのに、話を無理矢理詰め込んだ感満載。
色々端折っている感じがかなり残念でした。
今巻で無事(?)兄と弟が両想いになりますが、エチシーン(エロくてとても良かったけれども)が必要以上に長く、これを削ればもっと入れられるエピソードがあったのでは? という気になってしまいました。

例えば兄・哉太が急にチェックのシャツとダボダボズボンじゃなくなった理由とか。
原作小説でかなり好きなエピソードだったので、削られてかなり残念でした。
弟の小中学生時代の服が普通に着られて、地味にショックを受ける哉太が可愛かったのに…。

恋愛面も急展開だなぁという印象。
1巻では弟の片想い的なイメージだったのに、ラブラブまでの道のりが早すぎました。
いつの間に哉太も好きになってたの? と、ページを見返したくなりました。

結構残念な点が多かったのですが、弟プレイは最高に可愛かったです。
兄のあざとさ可愛さがマックス!
どれだけ弟好きやねんってツッコミ入れたくなりますがw、弟プレイと弟カフェだけでこの本を買う価値有りでした。
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