αの花嫁 共鳴恋情 【コミックス版】
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αの花嫁 共鳴恋情 【コミックス版】

岩本薫/幸村佳苗

個人的には失敗かも

ネタバレ
2024年7月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3巻で読んだきり手放していた作品、読み切りました。
画はきれいです。けれど、オメガだからなのか判りませんが、理玖の裸体にどうしても違和感がありながらストーリーだけを追いかけました。4巻で完結していましたので。

圭騎の母親が3巻で登場して以降、6巻くらいはある展開に思えたものの、まるでぎゅっと詰め込みでもしたかのようにあっさりと終わっているのが気になります。
オメガの身で当主に立っているあの人の理玖への姿勢も極端に思えるのも、最後の巻だけで一変したのもストーリーをザーッと流し書きした? みたいな感を覚えました。
あとはセリフがところどころサムい……。堅苦しいセリフより、少しは砕けたセリフがあっても良かったのにと、個人的な意見です(愚痴とも)。
圭騎母があっけなく息子に切られたのは、まぁ爽快に近いものがありました。
ラストでは理玖が孕んだかも、と思えるシーン。これから大学生活がはじまるというのに良いのか。圭騎から贈られた首輪(?)、嬉しくないでしょう! そこは指輪で!と唸ってしまった(呆)。
などなど、いろいろと思わせてくれる作品でした。
ともあれ、完結バンザイです。
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