このレビューはネタバレを含みます▼
男装の騎士リュシアンが、敵国の冷酷皇帝レナルドに捕えられる。彼の慰み者になるかと思いきや、大切に扱われてーーというお話。めっっっちゃ好きな設定と展開です。王道と言えば王道で、ラストの展開はおおかた読めるけど、そこに至る過程を楽しむやつですね！
そりゃあ腕の立つ騎士にしては、リュシアンは腕も細いし体はヒョロイし男に見せるには無理がありますよ。レナルドも、最初会ったときにそんな素ぶりを見せなかったのに急にベッドで「愛してる」は早すぎだろうと思いましたよ。
それでも、まだツンデレのツンしか見せていない寵姫と、溺愛の一端を見せ始めた皇帝の、変化していくであろう今後の関係が楽しみで仕方ないです。リュシアンの付き人とレナルドの従者もいい味出してる。TL感もじゅうぶんあります。
あぁ〜早く次の巻が出ないかな〜。
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