平和の国の島崎へ
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平和の国の島崎へ

瀬下猛/濱田轟天

めっちゃおもろい。

ネタバレ
2024年7月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビュー読んでると、完全なるフィクションとして読んでる人、世界のどこかで今も起こっている現実ととらえている人、の二通りのようです。確かに、日本にいるとテロリストもテロリスト人材育成のための誘拐もハイジャックも何もかも遠く感じるかもしれませんね。近年のテロリスト勧誘はSNSやネット媒体で相談洗脳が主流と聞いているので、島崎さんのリアル誘拐などは少し昔の話ですかね。現実だと中東戦争の頃に多かったと聞くので、その頃の人が生き残っている、となると日本では2000年代くらいの話かなあ。日本では某北の半島に誘拐されている人がかなりいるので、完全なるフィクションとしては思えないんですよね。現在も、Google翻訳で露国語を使うとめちゃくちゃポップアップが出るわけです。アンケートという名の警告が。今も戦時下なのに、日本では戦争をグロ画像扱いしてニュースで取り扱わない。グロ画像だから何なんだ。鬱でも何でもなれば良いんですよ、生きてる証拠なんだから。戦死した人の前で、戦争画像で鬱になりました、て言える?鬱になる人がいるからニュースで戦争を報道しないなんて、そんな馬鹿な話ありますかね(苦笑)。自国が戦場になったらどうするんでしょうか。フィクションではあるけれど、望まぬ殺人をたくさんして(させられて)きたであろう彼がまた平和に戻れることを祈ります。それはそれとして、島崎さんが戦場に戻るまで○日、と毎回出るのがRTAみたいで、じみにハラハラさせられます。延長してくれ、て思ってしまう(笑)。あと、太っちょなテロ仲間が拷問されても口を割らなかった話で、俺は泣いた!!!ブワッ( ;∀;)Dトールで昼飯を食いながら泣いた!
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