硝子の家でおはようを
」のレビュー

硝子の家でおはようを

つし子

安心して読める!

ネタバレ
2024年7月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 部屋探し途中の街で見つけた、ステンドグラスが素敵なお家。家主の芸術家・四季さんに誘われ一緒に暮らすことになるのは、仕事を辞めたばかりで何やら事情のありそうな加納さん。初対面の直感でマネージャー兼同居人を決めてしまう自由奔放な四季さんと、常識備わった感満載な加納さんが、とても相性良いんです。加納さんがしっかりしている分、思うままに振る舞う四季さんがより可愛く見えるというループ。二人とも中身がちゃんと大人だから、とても安心して見ていられます。もともと距離感の近い四季さんを意識するようになる加納さんですが、最初のゴミ屋敷化したリビングで見つけたのがリアルで息飲みそうなものだったり、添い寝での例えがまさかの生物だったり、そうくるか!な面白さやキュンも沢山ありました。四季さんが頑張り過ぎちゃうようなところでも、加納さんが落ち着いて受け止めてくれるから全然不安にならない。弱音を吐いた後の添い寝も、安心感すごかったです。話す内容も話し方も優しくて、こんなんされたらそら惚れる!とにかくお似合いな二人の、幸せなお話でした。描き下ろしは色っぽかったです。加納さんに健康管理してもらって、末永く幸せに暮らして欲しいですね。
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