ソムニア
」のレビュー

ソムニア

冥花すゐ

方言が意外と刺さる

ネタバレ
2024年7月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 閉じた世界のメリバ。諦念に彩られた2人の日々に時折りわずかな光が差し込むのが余計辛い…
死が二人を分つとも、手に手をとって2人の世界へ

…と思って読んでたら、ラストの書き下ろし!
闇から光の中へ…という印象ですが、私はあの部屋に先生は入れないんだ、と解釈しました。
先生はあの光の中に入るには魂を汚しすぎてしまった。
そこも含めて心に引っ掻き傷を作るお話でした。
私は大好きです。
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