ひだまりが聴こえる【単行本版】
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ひだまりが聴こえる【単行本版】

文乃ゆき

BLじゃなくて…

2024年8月8日
2024年7月時点で出てるシリーズをすべて読みましたが、これはBLにする意味があるんでしょうか?
友情物語でいいような気がします。
受けの太一がガサツ過ぎて、攻めの航平がラブの意味で好きになる要素が全くわかりません。
いい奴なのはわかるので、友情ならわかるんですけど。
また、太一が初心過ぎて、そういう雰囲気になっても照れ隠しですぐ暴力振るうシーンにも、まったくラブが進展しないのにも、もう飽き飽き。
あと、登場人物を広げすぎて、さらにそれぞれの事情を深掘りしすぎて、BLからどんどん遠ざかります。
航平の聴覚障碍というテーマ、太一のキャラクター、人間模様を描きすぎなところから、ラブなしのヒューマンドラマだったら、納得できるストーリーだと思います。
ラブなしだったとしたら星4、BLとしてなら星1つ。
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