このレビューはネタバレを含みます▼
初読み作者さん。表紙からシリアスなオメガバースものかと思ったら割とコメディ寄り。小国の皇太子オスカー(α)が他国の宰相イザック(至高のα)に屈服(?)しちゃうお話。「至高のα」という概念を含めて意外性があって楽しめました。
ただ、イザックがまだオスカーのうなじを噛んでいないのに「(私の)番」と呼んでいたりしていて、すごく違和感が。だってまだ番になってないよね?「(私の)運命」「運命の番」としたほうがスッと入ってくるような…。
あと、ハリーは2人の子どもなの?いきなり出てきたし、大きさもニーヴと変わらない感じだから乳母の子どもかと思った…。
等々があり、あとちょっと濡れ具合の描写が大袈裟すぎるのもあり、「萌え萌え〜」とはなりませんでした。でも2人の関係は微笑ましいし、チョロいオスカーは可愛かったです。