このレビューはネタバレを含みます▼
先生の作品としては3作目です。絵が綺麗な上に、どことなく色気と憂いが漂っている感じが、とにかく好みです。そんな魅力的な絵で、始まり方が「オークション」となると…いかがわしい方向の展開を予想してしまいますよね、普通は。それが、意外にも純愛・王道路線に溺愛を添えて走り始めた時は、華麗な転身ぶりにキュンとしました。
ノアの身分とか生活レベルを考えると、友達に騙されて売られた時点で、人間不信になって擦れたり捻くれたりしそうなのに、そうはならない純朴さとスパダリなのに大真面目&恥ずかしげもなく溺愛するギルバートのラブラブぶりが可愛いです。