このレビューはネタバレを含みます▼
ヤクザもの苦手なので気軽に読んで仕舞ったらまんまとハマりました。
実はまだ3巻しか読んでません。それはこの先の生活の楽しみが無くなるからです。絶対止まらなくなるので9巻出るまで自分にお預けしてます。
多くのヤクザものは、ヤクザが凄いイケメンで主人公だけには優しいみたいなのが多い印象ですが、この作品は結構泥臭いのに、何処か色っぽい!ただ綺麗なだけじゃない独特の色っぽさがあります(スーツ好きにはたまらない!)
それは作者のヨネダ先生の独特のタッチの所為かもしれません。主人公達が表情豊かと言うわけでは無いのですがちょっとした仕草や心の変化の描写がとても上手いです。
ストーリーがちょっと複雑で血生臭く、重苦しい雰囲気もありますが、たまにクスッとする部分もあったり(交番のお巡りさん見掛けると良からぬ妄想するようになってしまった!) それぞれの過去に胸を締め付けられたり、BLの枠に収まらない世界観。エロ描写も切なく胸を締め付けられます。大人のエロスです。映画化するのも納得。
少し気になったのは八代さんがやたら煙草吸ってます。殆どのシーンで煙草吸ってて、体大丈夫かな?ってちょっと心配になります。(肉便器生活の方が体に悪そうですが)ヤクザなりたての頃は吸ってなかったと思うので、何時からあんなヘビースモーカーになったのか気になります。まぁ、そこが色っぽいのかもしれませんが。でも煙草無くても八代さんは色っぽいですよ。