精霊を宿す国
」のレビュー

精霊を宿す国

佐伊/吉茶

凄く良い!紙版も手元に置きたい!

ネタバレ
2024年9月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ とってもオススメ!読んでいる間、精霊の国に入り込み、傍観しながら操者と依代や王のドラマに感動する。何度読んでも色褪せない。イラストが素敵で嬉しい。個人的に…ゼド最高、ユセフス大好き、ミルド天晴れ、カディアスよく踏ん張った、ダナルとラグーン存在にありがとう、ラルフネス可愛いetc……(言い足りない。)みんな凄絶なんだけど、中でもゼドとカディアスは、これでもかというくらい苦難まみれだった。読んでてホント苦しかった。作中、一番気の毒だと感じたのは、ゼドとセイラとカザンのお父さんのマルド。自分の子ども三人中二人が原因で死…って(泣)。セイラはペナルティ無さすぎて祈って終わりだから、余計にマルドとゼドが気の毒に感じた。セイラとカザンとステファネスが原因で死者が多すぎ凄絶な展開だったので、この三人には最後までモヤモヤが無くならなかった。この作品は登場人物が多いのも魅力となっていて、皆にドラマがあるのだと改めて感じた。寝不足促進作品。もの凄~く最高!!!
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