花嫁のカヤ
」のレビュー

花嫁のカヤ

野原耳子/桝目の助

ユーティの二面性

ネタバレ
2024年9月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙の衣装や文化から、舞台は中央アジアかな。お話の前半と後半でユーティのイメージがかなり変わりました。前半は先生の作風らしさが薄い気がしたけど、後半のユーティの変容はまさに先生のワールド。目の前が真っ赤になるほどの狂気を孕んだ怒りと暴力、殺戮。でもそれは、愛するものを守りたいから。カヤとユーティの純粋なら思いが胸を打ちました。
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