極東追憶博物館
」のレビュー

極東追憶博物館

ARUKU

不思議

2014年5月25日
なんともレビューしにくい短編集です…普通、とか、王道では全くなく、恋愛話も、その成就までを描くのが普通ならば、この作品では例えば恋がはじまったところ、心臓がドキンと動いたところを切り取って終わり、だったりします。えっ?終わり?もうちょっと読みたかった!ってとこで切れてるんですが、不思議とそれはそれで良いような気もしてしまう。
でも、人魚の話はまだ先があったんじゃないかなぁ〜ハラハラしたまま終わってしまって少し消化不良です。一冊で読みたかったけどBLじゃなくてもいいかも。ほとんどHなシーンはないけど唯一あった「役に立たない人」という話はかわいかったし、俳句の先生との話は続きがのってる作品があるらしいので楽しみです!
あ、手首を切ろうと流血したり、自分の肉を食べさせたり目玉を食べようとする描写が見られます。ちょっとでも苦手な方はご注意。
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