無能才女は悪女になりたい
」のレビュー

無能才女は悪女になりたい

轟斗ソラ/一分咲/藤村ゆかこ

天然おとぼけ悪女に癒されます!

ネタバレ
2024年9月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 数多ある異世界モノの中で期待せずに読み始めましたが、意外にも面白い!
主人公は、生家で虐げられて侍女以下の生活を強いられていて世間知らずな事と、
天然でその境遇にあまり悲壮感がない事、
一度見聞きしたものを直ぐに暗記し蓄積していく才能ゆえの博識。
なのに、存在が“のほほん”としていてとても癒されます。
婚家の公爵家の思惑は、3年公爵夫人として務め上げてくれれば、その後は報奨金を付けて自由にしてくれるというもので、
願ってもない申し出に、結婚の条件であった「悪女」を立派に演じて満了を待たずして追い出される事の無いように努めよう!と、
主人公のど天然が発揮されるのですが、それが嫌味が無く可愛い作画と相まって好感度が上がります。
【追記】
3巻読了。
冒頭のシーン(3巻まで、まだ冒頭のシーンには辿り着いていません)からも、この物語のいく先は想像できますが、
好き放題に生きている本物の〝悪女〟である義妹には、まだコレといったギャフン展開がありません!
それらを含めて、スッキリしたザマァがありますように・・・。
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