堕落家族論
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堕落家族論

鶴亀まよ

結局はどんな物語なの???って感じで。

ネタバレ
2024年9月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様の作品が好きで今回上下巻ってことで楽しみに購入しました。しかし最後まで読まずにもういいやって本を閉じてしまいそうになるぐらい何を伝えたいのか分からないお話でした。辛口レビューになりますが、センタローが藤馬を、そして藤馬がセンタローを好きになったポイントどこだった??藤馬はセンタローの良い所が見えてきたからってのもあるだろうけど…2人してめぐるの母親と関係をもったのもちょっと理解できない。全話通してセンタローがひとり空回りしている感じがして、読んでいて全然キュンキュンもしないし面白いとも思わなかった。普段色んな家族ものBLを読みますが、まず出てくる子供めぐるが可愛くない。なんだろう、可愛げもなくほんわかもキュンとする所も全くない。そしてめぐるの母親もどこまでも自分勝手すぎてイライラしてしまった。良いこと言ってる風だけど都合よく利用しただけよね…?って。めぐるの本当の父親もだけど登場人物誰ひとりとして感情移入できませんでした。全体的にモヤモヤする所ばかりでスッキリしないし、このお話のテーマは一体なんだったんだろう??個人的には深いようですごい浅い感じがしました。読み返すことはもうないかな。藤馬のビジュはすごく好きなのに残念。
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