鬼は今日も雨を待つ
」のレビュー

鬼は今日も雨を待つ

古澤エノ

美しい

ネタバレ
2024年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 四季の鬼が季節を巡らしており、邪気の弱まった立夏の世話をする涙。どのページも美しいと思ったら、イラストレーターさんなのですね。なぜ立夏の邪気が弱まっているのかは何となく予想はつきましたが、それでも対立している冬牙、立夏と涙の名かを進展させようとする愁、それぞれに付き従う動物達の存在で、面白い作品になっています。雨の降るシーンなどは、地面に雨が吸い込まれる時の匂いや、雨の音までしてきそう。他の鬼の話しも是非お願いします。
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!