後宮の獣は愛を孕む【電子限定描き下ろし漫画付き】【コミックス版】
じんにくれーちぇ
このレビューはネタバレを含みます▼
人外獣人萌えの私、終始大興奮が止まりませんでした。この神作品を知るきっかけをくださったレビュアー様、ありがとうございます……(平伏叩頭)
キャラクターデザインはもちろんなんですが、ストーリーも素晴らしかったです!狭い世界でもがいてた受けが攻めと出会うことで自分や他人を愛する感情を取り戻して広い世界へ、自由だった頃へ戻っていく感じ……攻めが鷹揚で強くたくましく、受けへの愛情を隠すことがないので、受けもまたその愛情を疑うことなく攻めを愛することができるようになったんだろうなと……。
にしても、受けのレイシンだけでなく後宮に多くの亜人たちを囲っていた国王はどうしてあんな歪んでしまったんでしょうね……というよりきっとレイシンのことを愛してはいたけれど愛し方を知らなかったというのが正しい気がします。乱心したのも首輪を嵌められたからだけじゃなくレイシンに逃げられたから、レイシンとテンゲルの愛を見せられたからというのもありそうな?
2人が逃げてからの生活描写も好きでした!弟妹たちの可愛さよ〜!!デレデレしてしまう。そしてそんなお子ちゃまたちから隠れてコソコソと触れ合う場面にヨダレが止まらず……隠れてエッチするのエッチすぎるね……フフ……
描き下ろしも全部かわいくて、村に戻ってテンゲルの嫁だなんだとチヤホヤされるレイシンが見たいな〜!となりました。
人外萌えオタクとしては多腕に複乳まで出てきて本当に最高でした。レイシンが狐の足だからかもですが、纏足っぽい靴とか細かく見ていくと世界観の構築が素晴らしいなと改めて。。なかなか商業誌では見られないので、そこらへん大好きな人、絶対読んでほしい……!!
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