イルカの耳骨
」のレビュー

イルカの耳骨

試し読みで堕ちました…😩

ネタバレ
2024年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者の新刊と知って試し読み。
の中で「今日ヤンの?」のセリフから、相手との物理的な距離と場の空気に…あれ2人は恋人同士じゃない?と。じゃぁ、どんな素をさらけ出して抱き合ってるんだろうと気になって読んでみました。

千晃×浅見の物語。ネタバレしてます。


千晃がいつ浅見を性的な目で意識し出したのかを探しながら読みました。そして何となく千晃の想い方はこんなかな?と思ってからは、初めて2人がそうなった時、どんな気持ちで浅見に「口でして」…と言ったのだろうかと。と同時にその時の浅見の気持ちはどうだったんだろう…?と。”そこ”がいちばんの、1番の萌えの燃え所で😩

千晃が先にそうなったからそうなったんだろうか?、また浅見もその時そうなっていたのだろうか?と。彼はヘテロだったかもなのに千晃のそうなっているのを見て、彼の生い立ちから満足して貰おうと…めちゃくちゃ頑張ったのが2人の初めてだったのだとしたら。それなら千晃は浅見の無意識な自己犠牲的奉仕を彼自身に認識してもらって、そこから…なのだろうなと。
千晃自身、そんな浅見の過去を知る前に「口で…」と言った関係の始まり方には、本人反省したのかなと…ふむふむしながら読みました。

イルカ同士その特殊な聴覚から、めちゃくちゃ離れていてもコミュニケーションがとれ、その耳骨の化石を見つけられたらそれは奇跡。それを幼馴染の宝にと探す浅見の姿は、彼自身変わらないものを求めている様で。なのに人魚の様に消えた方が…と言ったりする浅見(いけない自己犠牲)
レアな魚の骨探しからは、それでもやっぱり奇跡を探しているみたいで。そんな浅見を見つめる千晃が尊くて、その時の背景描画から感じる空気感はめちゃくちゃ浅見を想っているなと感じたり。だからか最後のあのコマには、もう、やられました。可愛い😩。

願って良いのなら…千晃は自分を律していて、浅見に怖がられない様にと。そのタガが外れてめちゃくちゃ浅見を求める、求められてしまった編が読みたいです😩 +(まだある)「口で…」までの始まりから終わりまでも宜しく頼めるなら宜しくお願いします💦
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