オロチの恋
」のレビュー

オロチの恋

雁須磨子

意外な展開で

ネタバレ
2024年9月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 気になって、温めすぎた(笑)
1巻が9年前、2巻が7年前の作品。でも、雁須磨子先生ワールドなので、気にならない。

オロチは渾名。時代劇「雄呂血」のジャケが似ているところから、「かっけー、そう呼べ」となり(笑)

不思議ワールド、前後のない唐突な話運び、猪突猛進で相手を困惑させるけれど、一目惚れした先輩を追いかけ、受験を頑張り、再会して追いかける一途さ。

先輩は好きな男がいて、これがまた複雑で…人の心は単純じゃないってよくわかる。
せっかく、オロチと付き合うか、ってなったときに事故に遭い、記憶喪失になるオロチ。

そこに、嫌な奴だった迷い子が先輩と和解して、応援にまわった。先輩を思い出せないのに、心の奥底にひっかかる何か。先輩とセッ クスしたことで、先輩に熱を向けるようになる。

最後の情熱の向け方、戻り方、よかったな。
のぐっちゃん、お疲れ様(笑)
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