外科医エリーゼ
」のレビュー

外科医エリーゼ

mini/yuin

1巻のみ読了…

2024年9月18日
設定)ガチで断罪されて転生後反省して生きた後再転生で元世界の過去の自分へ戻ってやり直し、と結構個性的で魅力的。
世界観)しっちゃかめっちゃか。中世風味の王家貴族なのに近・現代風の医療用語・技術が飛び出す。数百年前の地球ではない世界らしいが、このちぐはぐな状態は、多分説明されない。
物語)魅力的な設定から繰り出される極めてありふれた無双譚。1巻中盤の陛下との会談、やってることは某貴族転生と全く変わりない。中途半端に医療技術が都合よく発達しているため、創意工夫を凝らして苦労の末に現代の技術を再現とかもなさそう。
作画)フルカラーでぱっと見奇麗っぽく見えるが、どちらかと言われれば下手。成人以上のキャラクターが描けない典型的なタイプ。表情表現も上手いとは言えず、細かな感情が表現できず同じような表情しか描けないタイプ。
感想)十中八九ナイチンゲール女史がモデルだが、彼女の現実離れした実話エピソードの方が確実に面白い。少なくとも1巻時点では先を読みたいまでいかなかった。1巻の引きは良いんだけど、そこまで行くのが長すぎな上、この手のフルカラー作品の例に漏れず内容に比して値段が非常に高い。
総評)評価がやたら高いわりに内容のレベルが低い。
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