恋知らずの神様に捧ぐ
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恋知らずの神様に捧ぐ

滝端

恋を知らない神様への崇拝と秘めた想い

ネタバレ
2024年9月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大財閥の御曹司で不動産会社社長・浮津×優秀な浮津の秘書・佐後。10年前に危ないところを助けてくれた浮津を神と崇拝し、側で役に立ちたい一心で秘書になった佐後。神への想いは秘め続けるつもりだったのに知られてしまい、恋愛に興味のなかった浮津の恋愛指南役として仮の恋人同士になってしまう。仕事では非の打ち所がない完璧秘書なのに、神様との恋愛では仮面を被れない佐後がピュアでいじらしくて可愛すぎた!なんというギャップ、ずるいわ。あくまで影に徹するつもりで、恋の成就なんて考えてもいなかった無欲さが愛おしい。ひたすら浮津のためを思って尽くす姿が浮津の心を捉えるのも自然な流れというか、元々好ましかった気持ちに恋心が乗っかっただけで、結局ずっと両想いだったみたいな。大人だけどめちゃくちゃピュアで、キュンが止まらなくて最高によかった!いつでもまっすぐ佐後を見つめる浮津の迫力イケメンぶりも、素が可愛すぎる佐後もどっちも好きすぎる。しかし浮津家のDNAは優秀だな。
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